秋の"Le Sergent Recruteur"(ル・セルジャン・ルクルトゥール)♥
今日はパリのお話。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年の春にお邪魔して以来すっかり好きになったレストランの一軒がサン・ルイ島の
"Le Sergent Recruteur"(ル・セルジャン・ルクルトゥール)♥
今回はキッチン前に座らせていただきました。
左がシェフのAntonin Bonnet(アントン・ボネ)さん。
アミューズ・ブーシュは、人参・生姜・フヌイユのスープ、マスタードクリームと人参、
ワカメ出汁のクレソンスープ。
なんだか最初から複雑且つ繊細で緊張感を感じてしまった(*_*)
ACQUESSON(ジャクソン)2007年ミレジメのロゼワインを1本開けることに♪
しっかりめピンク色にうっとり♥
Dorade Royal(タイのカルパデョ)でスタート。
ちょっと梅っぽい味を感じました。と言っても本当にほんのりの隠し味。
帆立に白人参のピューレ、ほうれん草。
温野菜サラダ。
何がスゴイって、このお店のサラダはサラダとは思えない満足感とインパクトを与える一皿なのです♥
それぞれ野菜ごとに別に味付けされている?!
温野菜サラダは大概しっとりしてしまうものだけど、このサラダは熱は通っているのに
それでも、それぞれの食感が残っていたこと。カリカリな食感を感じる温野菜は初めてでした。
次にtrompette de la mort(トランペット・ド・ラ・モール)のリゾット。
トランペット・ド・ラ・モール(死者のトランペット)はトランペットのようなカタチの黒いキノコです★
美味しいリゾットの本場ヴェネツィア帰りのアタシはリゾットにはうるさいわよ~。
茹で過ぎなら一言言ったる、ぐらいの怖いオバサン気分で臨みましたが、
ご無礼を許しください。とても美味しい!!
これまた複雑なブイヨンですが、ベースはブフ(牛)かなぁ・・・と。
続いて魚料理はturbot(ヒラメ)にポティロンクリームとポティロンスライス。
泡はココナッツ。この感じ知ってる・・・。
トム・ヤン・クンを食べてみるみたいな感じ?!
肉料理はキントア豚。
一緒に付け合わせとしてポレンタ。
ヴェネツィアで何度も食べたポレンタも、おフランスでアレンジされるとこんな風になるのか~と。
クリーミーで美味しい☆
フロマージュは、ライヨール地方のチーズ。が、肝心の名前を忘れてしまいました・・・、
アミノ酸がギュギュっと詰まった濃厚な味でプラムのチャツネと相性抜群♥
デセールの一品目は日本酒のクリーム。レーズンがアクセントでアイスクリームは青じそ?!
二品目はマロンパフェ。
緑茶のアイスクリーム、生クリーム、マロンクリーム、アーモンド、フレークが本当に
パルフェ(完璧)なバランス(≧▽≦)
「三品目に林檎とナッツのタルト・フィーヌはいかがですか?」と。
夫 「オレは無理。キミももう満腹でしょ?」
K 「うん、満腹。」と言いつつも
K 「私だけいただきますね♥」と、お店の方に笑顔で答える。
食べて良かった!
中の林檎の部分がとても滑らかで美味しく、生地は紙のように薄く軽い★
最後にミニャルディーズとカフェをいただきながら、やっぱりこのお店は美味しいし雰囲気も
好きだな~と思いました。
<INFO>
Le Sergent Recruteur(ル・セルジャン・ルクルトゥール)
41, rue Saint-Louis en l'Ile, 75004 Paris
01 43 54 75 42
http://www.lesergentrecruteur.fr/
ARCHIVE
MONTHLY